2000/12月号
11月12月の年末も、たくさんの製品がエビスギャングのメンテナンス・ルームに運び込まれました。あなたの機材も調子が悪かったり、パワーアップしたかったら、ぜひエビスギャングに連絡を下さい。
70's Fender Twin Reverb MASTER付
ノイズ発生!!原因は真空管不良。
交換してバイアス調整。ついでにPOTのガリ取り

90's MARSHALL JCM900SLX
音出ず!!SEND.RTUN部不良。IC部にふれていたシールドもボンド止め。この後、Pre管MULLARD CV4004(12AX7)全交換。POWER管GE6L6GCX4に交換。
クリーンで使いたいとのお客様の要望でGAIN DOWN MOD。

CARVIN X100B HEAD
う〜んカービン。お客様の指示の元改造。
1. LEADチャンネルのマスター増設(マスターが2つになるがMIDIでコントロール)
2. クリーンチャンネルのLOW UP MOD
写真は改造前

MARSHALL JTM60
お客様の指定にて真空管交換。TELEFUNKEN EL-34ペア、JJ ECC-83x4。バイアス調整してその他オーバーホールでした。

KENRICK 2410
ノイズ発生。いや〜アメリカ人にしてはきれいに作ってあります。RCAプリントのTung-sol5881.PRE RCA7058。ん〜揃ってます。ただいま作業中。

80's FENDER THE TWIN
POWER管が飛んで焼けちゃいました。昔のFENDERとは中身が大違い。リベラ氏設計!!よくひづみます。PUSH PULL VOL好きなんです彼。現在作業中。

MARSHALL 1959 100W リィシュー
PUSH PULL マスター VOL取り付け。PUSH時には通常(リンクできます)。100WはマスターVOLかアッテネーターがないと家での使用はつらいでしょう。

61's FENDER BASSMAN
OXBLOODネット,フラットロゴ,ラフホワイトトーレックス今では珍しい。不良パーツのみ交換。店頭販売中。BLACK FACEとは回路も違うし、出音も違います。

GROOVE TUBE SOLO-75
OUTトランス飛び、トランス巻き直しで何とか復活!!

Kendrick 2112
最近ケンドリックのAMPの修理がなにげに多くて、ほとんどがノイズが出る症状。ハンドメイドなのでそういうことも起きるらしい。
ついでにスピーカーもCELESTION Vintage30からJENSEN P12Rへ交換。6V6もRCAへ交換。写真は作業前。

FENDER 65'TWIN REV リイシュー
TWIN REVといっても60年代の物とは使用パーツが違います。現在の物は全て基板になっており、手ハンダは真空管ソケットのところのみとなっています。このTWIN REVはお客様の希望でNOMALチャンネルをゲインブースト。もちろんゲインをあげるだけでは音質が揃わないのでトーン・コントロールも調整。ついでにスピーカーもJENSEN P12R(アルニコ)に交換。NOMALチャンネルはマーシャル並に歪むようになりました。

ROGER MAYER AXIS FUZ移植
配線材をグレード・アップして、ノイズを減らし、トゥルー・バイパス付け。LEDも追加。エフェクター・ボードの占有率が下がりました。

HIWATT DR103オーバーホール
オールドのハイワットはエビスギャングおすすめの一品です。ポイント・トゥ・ポイントでハンドワイアリング。パートリッジのトランス。オリジナルはMULLARD EL-34です。極上のクリーン!!

今回はメンテナンスに関係ありませんが、BOSS OD-1初期と後に発売されたMADE IN JAPAN物の見分け方をお教えします。(DS-1も同じです)
1. 初期はシルバースクリューである。
2. 初期はスイッチが透明である。
3. 初期は内部基盤がベージュである
まあ簡単に書きましたけど写真で見比べてください。(緑基盤が後期です。)
音質的には初期の方が太く、甘い感じがしました。
次回は、VOX CLIDEMCCOYとV846の違いです
初期 後期